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ギターやDTMのことについて色々と

【TIPS】シンセの音の存在感をピッチエンベロープでUPさせる方法

今回はシンセの音をもうちょっと存在感を上げたいな…ていうときに使える方法です。

シンセの音にピッチエンベロープで一工夫するだけで、
アタックが立った存在感のある音に出来ます。

 

Sylenth1を例にしますが(他のシンセでも代用可なのでSylenth1が無くても可能です)

 

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MODエンベロープでコントロールしたいオシレーターを設定して、
Decayのスライダーとツマミを調整してやります。

Decayはアタックの音を変化させる長さ、
ツマミは変化量をコントロールします。

Decayのスライダーは0.5程度に設定し、
あとは確認をしながらツマミを時計回りに回してあげると、
アタックの音が変化を始めます。

ツマミを回しすぎると「チュン」という音になってしまうので、
アタック成分が活きる「カッ」っという音になる程度で設定してください。

ユーロビートなどのブラスリードで良く使われてるテクニックです。
Pluckやアタックの効いたベースを作りたいときにも有効なテクニックなので、
とても役に立つと思います。
アタックを出したいな…ってミキサーでコンプをかけて悩むより、
まずはシンセなど大本で調整してあげた方が手っ取り早く済みます。