【DIY】振動板(ベースシェイカー)を作ろう1
低音問題
トラックメーカーにとって常に頭を悩ませるのが低音のモニタリング。
どんな良いスピーカーを使っても、スピーカーのみでは低音の再生には限界があるため、
サブウーファーの導入を悩む方も多いと思います。
しかし日本の住宅事情において、賃貸で大きな音と低音を出すにはかなり制限があります。
特に80hz以下の低音を集合住宅内でスピーカーやサブウーファーから再生することはかなり難しい。
ベースシェイカーの存在
そこで近年登場しているのが「Subpac」
低音を振動として再生し、椅子に設置したり
リュックのような形状にして身体に直に振動を伝えるという「ベースシェイカー」というガジェットです。
これであればサブウーファーよりも近隣住宅への低音騒音を軽くすることができそうですが、
Subpacは日本での流通がAmazonや頼りなとこがあり、
値段も5~6万程度と結構高価です。
ベースシェイカーのメリット
ベースシェイカーがあると以下の点でメリットがあります。
・低音を直に体感できる
サブウーファーは空間を鳴らすという使い方に対して
ベースシェイカーは身体に対して直に低音を再生するので、
よりダイレクトに低音のモニタリングが可能になります。
・騒音対策になる
椅子に取り付けて使う用途になるので、
住宅に与える振動を比較的少なくすることが可能です。
自作しちゃえ!
そんなベースシェイカーですが、今のところ既製品を購入するには若干ハードルが高いです。
ですが、構造自体は単純なので自作で賄うことが可能です。
海外ニキたちによってベースシェイカーDIYのTIPSがYoutube上にたくさんアップされています。
必要な素材
今回自作するにあたって必要なパーツはこちらです。
・Dayton Audio TT25-8 …2機
・MDFボード
自分の椅子のサイズに合わせたもの1枚
・デジタルパワーアンプ
・スピーカー配線材
等を用意しました。
諸々1万円程度で製作可能です。
次回へ続く